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2010年02月12日
鳩対策 病気の運び屋シリーズ vol.1
前回は、平和のシンボルとしての「鳩」をご紹介しました。
今回からは3回に分けて、鳩の危険性を紹介していきます。
第一回目の今日は、よく知られている食中毒、脳炎、そしてアレルギー
についてです。鳩の羽毛やフンでも、こういう病気の原因になるんです。
サルモネラ食中毒
鳩の約2%がサルモネラ菌を保有していると言われ、
鳩のフンによりサルモネラ食中毒が起こる場合があります。
鳩のフンなんか口に入れることがないから大丈夫、と思いがちですが
乾燥したフンが空気中に散布され、それを吸い込んでしまうことがあります。
サルモネラを摂取すると、発熱や腹痛、下痢を起こします。
下痢には血液が混じる場合もあります。
軽い症状であれば特別な治療なしに回復しますが
(それでも嘔吐下痢を経験した人には辛さが分かると思います)
激しい下痢によるひどい脱水のため、入院治療が必要となる場合もあります。
高齢者や乳幼児、免疫が弱まった人は、重症となりやすいので注意が必要です。
脳 炎
鳩も脳炎ウイルスを保菌することがあります。
コガタアカイエカの媒介によって人に感染します。
症状としては、高熱・頭痛・嘔吐があり、2~3日後に意識混濁や
けいれんが起きます。感染した人の20%は、症状が治まっても
手足の麻痺や知能障害などの後遺症が残ります。
アレルギー
羽毛や乾燥糞末により、喘息発生を伴う重度のアレルギー症状
(アトピー性各症状の原因とも考えられる)を起こすことがあります。
肺疾患を患う人もいます。これは、鳩の排泄物中の抗原菌を
吸入することによって引き起こされるのです。
過敏性肺臓炎
アレルギー性肺炎の一種で、鳥の血清とカビ類に含まれる
有機性塵埃の長期間吸入によって起こる肺炎の総称です。
鳥の血清は鳥のフンなどに含まれる物質です。
多くの人が集まる駅や公園、また免疫力の弱い方や子ども、高齢者の集まる
学校や福祉施設、病院などではよく鳩が集まっている光景を見ますね。
この仕事をする前は、そういう光景こそが「平和」の象徴なのだと思っていました。
しかし、そういう場所に鳩が群れるということは、実はとても危険なことなんです
次回はピジョンオーニソージス、クリプトコックス症、ニューカッスル病の
3つをご紹介します。特に鳥類や鳩からの感染が多い疾病です。
ハトでお困りの方はこちら!!
鳩害対策専門HP
www.anjin-saga.com/
今回からは3回に分けて、鳩の危険性を紹介していきます。
第一回目の今日は、よく知られている食中毒、脳炎、そしてアレルギー
についてです。鳩の羽毛やフンでも、こういう病気の原因になるんです。
サルモネラ食中毒
鳩の約2%がサルモネラ菌を保有していると言われ、
鳩のフンによりサルモネラ食中毒が起こる場合があります。
鳩のフンなんか口に入れることがないから大丈夫、と思いがちですが
乾燥したフンが空気中に散布され、それを吸い込んでしまうことがあります。
サルモネラを摂取すると、発熱や腹痛、下痢を起こします。
下痢には血液が混じる場合もあります。
軽い症状であれば特別な治療なしに回復しますが
(それでも嘔吐下痢を経験した人には辛さが分かると思います)
激しい下痢によるひどい脱水のため、入院治療が必要となる場合もあります。
高齢者や乳幼児、免疫が弱まった人は、重症となりやすいので注意が必要です。
脳 炎
鳩も脳炎ウイルスを保菌することがあります。
コガタアカイエカの媒介によって人に感染します。
症状としては、高熱・頭痛・嘔吐があり、2~3日後に意識混濁や
けいれんが起きます。感染した人の20%は、症状が治まっても
手足の麻痺や知能障害などの後遺症が残ります。
アレルギー
羽毛や乾燥糞末により、喘息発生を伴う重度のアレルギー症状
(アトピー性各症状の原因とも考えられる)を起こすことがあります。
肺疾患を患う人もいます。これは、鳩の排泄物中の抗原菌を
吸入することによって引き起こされるのです。
過敏性肺臓炎
アレルギー性肺炎の一種で、鳥の血清とカビ類に含まれる
有機性塵埃の長期間吸入によって起こる肺炎の総称です。
鳥の血清は鳥のフンなどに含まれる物質です。
多くの人が集まる駅や公園、また免疫力の弱い方や子ども、高齢者の集まる
学校や福祉施設、病院などではよく鳩が集まっている光景を見ますね。
この仕事をする前は、そういう光景こそが「平和」の象徴なのだと思っていました。
しかし、そういう場所に鳩が群れるということは、実はとても危険なことなんです
次回はピジョンオーニソージス、クリプトコックス症、ニューカッスル病の
3つをご紹介します。特に鳥類や鳩からの感染が多い疾病です。
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Posted by 鳩対策のビーエスティー at 14:23│Comments(0)
│鳩の運ぶ病気
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